桜の花の咲くころは、仕事の通勤や、買い物の合間に
いつも桜の花を見ていた
桜の咲く時期は、風が吹き、雨が降り、
桜はあっという間に散ってしまう
まさに一瞬の美しさしかない
その刹那が桜の花を一層、特別なものにしているのかもしれない
今年の桜は、咲きだしたころ、菜種梅雨で雨の日が続いた。
雨も上がり、青い空の下、桜の最後の雄姿を見ようと
花見散歩に出かけた
花びらが風に乗り、吹雪のように舞っている
どんな姿になっても桜は本当に美しい

今年の桜も見事に咲いたね
そう伝える相手もいなくなってしまった
ひとりぼっちのお花見
桜の花びらは風に乗り、どこまでもためらうことなく
飛んで行って欲しい
桜にはやっぱり青い空が一番似合う
その花びらも、青い空の下、
雲を超え、どこまでもどこまでも飛んで行って欲しい
季節が巡って、また来年も、桜を見ることができるように
その桜の美しさをありのままに感じられるように
桜は来年も必ず花を咲かせる
私も、その桜を、また見たいと強く願っている
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